プリコネRを始めた人が1度は躓く難関クエスト。最初に挑んだ時にはボスの理不尽さにスマホを投げたくなったものです。そんなボス戦も今ではすんなりクリア出来るくらいに強くなりましたが、当時のことを思い出しながら書いてみようと思います。
というわけで今回は最高難易度クエストの一つ、ダンジョン「断崖の遺跡」についてです。結構前から、いつかダンジョン攻略についてまとめた物を書こうと思っていたのですが、なかなか時間が取れず先延ばしになっていました。先日、目標にしていた魔法PTでのダンジョン攻略も達成しましたし、良い機会なのかなと。これからダンジョンを攻略していく方のお役に立てれば幸いです。
もくじ
1.ダンジョン道中戦を攻略する為の戦略
最終目標は勿論ボスの討伐なのですが、意外とボスに辿り着くまでが厳しいと言う人も多いはず。
私もその一人で、今でこそ道中で苦戦することはなくなりましたが、挑戦当初はボスにすら辿り着けずに撤退させられることも結構ありました。
そんな人向けに道中戦を攻略する為の戦略を書いておこうと思います。
1-1.ボス戦と道中戦におけるPTの分割
まず、ダンジョンを安定して進める為には、道中の攻略PTとボス戦の攻略PTを分割しましょう。
アリーナと通常クエストに求められる編成がそれぞれ違うように、ダンジョンにおける道中戦とボス戦は基本的に別PTを組んだ方が攻略しやすいです。
これはボス戦に使用するキャラの中には道中戦に向いていないキャラが含まれているからですね。
特に挑戦初期段階でボス相手に耐久戦を挑む場合、ボス戦用に育てたキャラでは道中戦を勝ち抜くのがかなり厳しい上に時間がかかってしまいます。
さらに言ってしまえば、ボス戦で使用予定のキャラを道中戦で消耗させてしまうと、体力が中途半端に減ったままボスに挑むことになる為、攻略が安定しないことが多くなります。
私も初挑戦時は1PTで攻略してやるぞ!と意気込んでいたのですが、前衛壁役のペコリーヌが道中でゴリゴリ削られ、ボス戦前に沈没することが非常に多かった記憶があります。
とはいえ、キャラが揃っていないプレイヤーさんに2PT分を揃えろというのは酷な話。
そういう場合は消耗が激しい役割のキャラを複数用意するだけでもかなり違うのではないでしょうか。
例えば、ボス戦でジュンを使いたいから道中戦はミヤコで乗り切ってみるとかですね。
ちなみに最近私が道中戦で使用しているメンバーはこんな感じです。
シノブの広範囲防御デバフとリノの範囲UBが良い感じに機能してくれるので、AUTOで放置していても勝ち進んでくれます。
たまにコッコロがスキルで前進している時にUBを食らって落ちるくらいですね。
ミヤコとユイに関してはボス戦でも使用することが多いのですが、この二人はHPのリカバリーが利きやすいので、道中で使用してもあまり問題はありません。
道中戦は色々と戦いやすい組み合わせがあると思うので、試行錯誤してみるとかなり面白いです。
1-2.リタイアの活用とUBゲージ貯め
これもかなり有名な話ですが、道中戦ではリタイアをフル活用しましょう。
プリコネRの仕様上、戦闘が完全に終わる前にリタイアをすれば戦闘が始まる前の状態に戻してくれます。
通常クエストだと少量のスタミナが減りますが、ダンジョンではその心配もないためリタイアし放題です。
攻略する上で重要なキャラが脱落してしまったり、危険な状態で戦闘が終了しそうになった場合はリタイアして、編成やUBのタイミングを調整してみると無事に乗り切れる事が結構あります。
次にボス戦用キャラのUBゲージ貯めですが、耐久PTで挑む場合はともかく、火力キャラを入れて戦闘時間短縮を狙う場合は開幕UBを撃つ為にゲージ貯めが重要になります。
特にマコトやスズナを入れての物理火力押しをする時は初手で撃てるとかなり楽になりますね。
ダンジョンの道中に出現する敵は最初の1~3戦くらいまでがかなり弱い(自分より低レベル)傾向がある為、ここを利用してUBゲージを貯めておくのがオススメです。
その後は他のキャラに戦闘を任せてボス戦まで温存しておきましょう。
1-3.道中戦実践PT編成
比較的安定して道中戦をクリア出来るPTをいくつか載せておきます。
出来るだけ入手が安易な☆2キャラを中心に組んでみました。
①ノゾミとミヤコを壁にしたバランスPT
幽霊化と自己回復技で耐久力抜群のミヤコと、挑発でタゲを分散してくれるノゾミを壁にしたバランスPTです。
前衛が耐えている間に後衛の火力アタッカーが敵を倒していく基本スタイル。
中衛に置いたコッコロがPT全体の行動速度を上げてくれるため、取り回しがしやすく、殲滅速度もなかなか。
危なくなったHPはユイのUBで回復していきます。
上の画像ではコッコロとキャルを置いていますが、中衛にモニカ、アタッカー枠に物理ならアリサ、魔法ならハツネ等を置くとさらにサクサク進みます。
②魔法主体の殲滅PT
ダンジョンの道中で戦う敵は他プレイヤーのPT編成がそのまま使われるため、アリーナでよく見かける編成と何度も戦うことになります。
特に前衛のジュン・ミヤコ・ノゾミは嫌というほど出てくるので、これらの壁役キャラに比較的有効な魔法で攻め落とすというのがこのPTの特徴です。
壁役を最低限のミヤコだけにして、残りは全て魔法キャラで固めます。
相手の前衛はアカリの魔防デバフと後衛の火力スキルで落とし、こちらが危なくなったらユイのUBで全体回復。
壁役が少ないと不安に感じるかもしれませんが、思っている以上に安定します。
また、UBゲージを貯めたまま次の戦闘に持って行ければ、開幕キャル&ハツネのUBを撃つことで相手の耐久力が低いキャラを一気に落とすことも可能なので、殲滅速度もかなり早いです。
③物理主体のゴリ押しPT
上のPTとは正反対の物理ゴリ押しで攻めるPTです。
マコトの防御デバフが入った敵を回転率の高いアリサやシオリのUBで倒していくのが基本戦法。
アタッカーの部分は火力が高いキャラで代用出来るので、☆3のジータや回転率は落ちますが☆1のレイなどを入れてもいいかもしれません。
ただし、物理攻撃は魔法攻撃と違って外す可能性がある為、魔法PTよりも安定しないのが難点ですね。
2.アークガーディアンの行動について
断崖の遺跡のボス、アークガーディアンは基本的に4種類の攻撃行動を繰り返してきます。
①通常攻撃
最前衛の味方に物理ダメージを与える。ボスの攻撃力が高いため、防御力100で2500程度のダメージを受けます。
防御力が低い中衛以降にとっては十分脅威になるので、前衛が落ちるとそのままPTの全滅に繋がります。
②前衛~中衛への範囲攻撃
前衛から中衛までにロケットパンチを飛ばしてくる中威力の物理範囲攻撃。
壁役の前衛はともかく、防御力が低い前衛と中衛がこれを受けてしまうと致命傷になりかねません。火力を上げるためにマコトやカオリを編成する際には一番注意しなくてはいけない攻撃で、回復が追いつかなければその後に待っている全体攻撃で落とされます。なお、なぜか後衛配置のはずのアリサだけはこの攻撃を食らってしまうので、編成する際は気を付けましょう。
③沈黙付全体魔法攻撃
配列に関係なく全ての味方に小威力の魔法ダメージ+沈黙の状態異常を与えてくる特殊技。
沈黙状態の味方は通常攻撃以外の行動を行えず、スキル・UB共に使用不可になります。これが地味に厄介で、スキル主体に戦略を立てている場合はもちろん、撃ちたいタイミングでUBが撃てなくなるので、回復やサポートが追いつかなくなる可能性が生まれます。基本的に必中なので防ぐことは出来ませんが、ユカリのUB効果中のみ無効化出来る為、編成している場合は活用しましょう。
④超強力な全体魔法攻撃
アークガーディアンの攻撃行動で一番脅威となるのが、この強力な全体魔法攻撃。リリース当初はこの威力に耐えきれず全滅する人が非常に多かったそうです。魔防の高さにもよりますが、素の状態で受けてしまうと5000~7000くらいはHPを持っていかれます。才能開花等で基本ステータスが高い場合はともかく、低レベルでこれを受けきる為にはUBによるサポートと、攻撃を食らった後の回復が重要です。
通常攻撃以外の特殊行動は威力が高かったり、状態異常が厄介だったりと強力なため、これらに対応するのがボス突破の足掛かりです。
何度も戦っていると、どのタイミングでどの技を使ってくるかわかるようになるのですが、同じ行動をルーティーンの様に繰り返してくるわけではなく、戦いが長引けば長引くほど攻撃のタイミングが変化してきます。
もし、変則的に攻撃してきてPTが全滅した場合は即リタイアしてUBを撃つタイミングを変えてみましょう。
3.ボス攻略のPT編成例
ボスを攻略する時に使用するPT編成は人それぞれだと思いますが、ここではプレイヤーの進行具合毎に分けて編成例を書いておきます。
あくまでも一例ですので、この編成じゃなきゃクリア出来ないというわけではありません。
3-1.初心者向け耐久PT
低レベル時にダンジョンのベリハボスをクリアする為の耐久型編成。
推奨レベルは60~65くらいですが、最低でも全キャラRANK7まで上げてあることが前提です。
装備とスキルレベルさえしっかりしていれば、全キャラ☆2の状態でも問題ありません。
前衛を幽霊化と自己回復で耐久性能の高いミヤコに任せ、中衛のユカリとリンで全体攻撃対策、ユイとチカは状況を見て回復を入れます。
リンとユカリのUBは基本的に1セットと考え、敵が全体攻撃を撃ってくる2手先位に発動しておきます。
ユイとチカは役割が被りますが、回復力の高いユイは全体攻撃後のリカバリー、若干回復力が低いチカはロケットパンチで減ってしまった中衛のHPを回復する等、UBを撃つタイミングを分けておくと安定します。
反面、死なないことを重点にしたPT編成の為、火力が全くありません。
ボス討伐までに5~6回は戦うことになるので長期戦を覚悟しましょう。
アークガーディアン戦
— トンボ (@HetareTonbo) 2018年4月15日
初心者向け耐久PT pic.twitter.com/bD79Zt3Mag
3-2.中級者向け火力PT
耐久PTで安定してボスを倒せるようになったら次のステップ。
ここからはボス討伐にかかる時間の短縮を目指します。
目標は2回のアタックでボスのHPを0にすることです。
推奨レベルは70~75程度、RANKは7のままでも問題ありませんが、才能開花は出来れば☆3~☆4くらいまで進めたいところ。
耐久型PTからの変更点として、中衛のリンを抜かして火力要員を入れています。
前衛はミヤコのままで問題はありませんが、用意出来るのであればジュンを編成するとダメージ効率が上がるので、自前もしくはクランメンバーから借りられるのであれば採用しましょう。
戦略は基本的に耐久型PTとほとんど一緒ですが、注意しなくてはいけないのが火力要員のHP管理です。
中衛のUBでガチガチに固めていた耐久型PTと違い、常に全快の状態を維持しなければボスの全体魔法攻撃で落とされる可能性があります。
また、編成するキャラによってはHPが全快でも耐えきれない可能性があるため、中衛のサポートが必須になります。
実際に一度挑戦してみてどの程度ダメージを受けるのか確認するといいかもしれません。
編成例ではスズナを入れていますが、UBの回転率が高いシオリや、2種類の防御デバフを持つキャルなんかもオススメです。
ただし、火力が高いからと言って中衛キャラをアタッカーにしてしまうと、漏れなくロケットパンチの餌食になってしまうので注意。
よほどステータスに自身がある時以外はロケットパンチを回避出来る後衛キャラを組み込むのが良いでしょう。
余談ですが、後衛キャラの中でアリサのみロケットパンチが直撃するので、この段階では編成しない方が安全だと思います。
アークガーディアン戦
— トンボ (@HetareTonbo) 2018年4月15日
中級者向け火力PT pic.twitter.com/i7MivO8kIx
3-3.上級者向け1キルPT
2回のアタックでボスを倒せる様になったら、最終目標としてボスの1キルを目指します。
ここから先は要求されるキャラやステータスが跳ね上がる為、場合によっては難しい可能性があります。
ただし、先日載せさせて頂いた魔法特化PTでの1キルの様に、頑張っていればいつかは達成出来る物ではありますので、諦めずに頑張っていきましょう。
推奨レベルは80~85程度、魔法PTは現実的ではないので物理特化のPT編成を目指します。
PT編成は中級者向けの物よりさらに攻撃的。
前衛は相変わらずミヤコで問題ありませんが、回復役を1枚減らして代わりにデバフ兼アタッカー要員としてマコトを編成しています。
回復役を減らしたことで体力を常に最大まで維持することが出来ない為、HP管理が非常にシビアです。
基本的にはマコトの防御デバフを入れつつ、スズナやシオリのUBを叩き込むスタイルですが、要所でユカリのUBを発動して無駄なダメージを防ぎます。
ユイのUBは全体攻撃後以外に使用してしまうと回復が追いつかなくなるため、ギリギリまで温存してから撃ちましょう。
ちなみに、マコトと他の防御デバフ持ちキャラを一緒に編成している人をたまに見かけますが、アークガーディアンの防御力はマコト一人(スキル+UB)でほぼ下限まで持って行けるようなので、余分に編成する意味はありません。
アークガーディアン戦
— トンボ (@HetareTonbo) 2018年4月15日
上級者向け1キルPT pic.twitter.com/lvU5D4tyEY
4.まとめ
以上、断崖の遺跡を攻略する為の手順についてでした。
偉そうにオススメPT編成とか書いていますが、単純に私が辿ってきたPTをそのまま書いているだけです。
しかもそのPT編成すら攻略サイト様や他のプレイヤーさんから教えて頂いた物ですしね。
やはり攻略の最先端にいる方々には頭が上がりません。
さて、ダンジョンのベリーハードは個人的にかなり面白いコンテンツだと思っています。
強力なボスを倒すために色々と試行錯誤が出来ますからね。
挑戦初期の頃はダンジョンの仕様(こちらのレベルに応じて敵が強くなる)に文句を言っていた事もあったのですが、キャラの育成が進むにつれて、そこまで苦戦することもなくなりました。
少しずつでも毎日成長しているんだと実感出来ます。
今は苦戦してスマホを投げ出したくなっている人も、いつかは必ずクリア出来ますので諦めずに挑戦してみて下さい。
では、本日はこの辺で。